英検を使って有利な大学入試!?
香川県の丸亀市と坂出市にある学習塾、高野塾です。
今日のテーマは
「英検で大学入試が有利になる?」
最近の大学入試では、大学の試験とは別に、英検やTOEICなどの外国語検定資格が使えることが多くなっています。
大学入試で使える外国語検定試験の中でも、1番ポピュラーなものが英検です!
そこで今回は、大学受験で英検がどのように反映されるのか紹介していきたいと思います。
ではさっそく、大学入試における英検のメリットについてです。
1つ目は、「英検で英語の点が満点扱いされる」です。
英検で英語の点数が実質満点扱いになることで、英語の入試勉強をする必要がなくなります。英語以外の他教科の対策に集中できるので、受験を有利に進められます!
2つ目は、「共通テストや個別試験の点数に換算・加点される」です。
実際にとった点数よりも加点されるので、前もって英検を取得しておくだけで、大きな保険になります。
試験当日、英語で点数が取れるか不安な人は、ぜひ英検を取得しましょう!
3つ目は、「受験資格に英検の取得やスコアを義務付けている大学がある」です。
これは、一見デメリットに見えますが、見方を変えるとメリットになります。
英検の取得が受験資格ということは、言い換えると、英検を取得していなければ受験不可ということなので、そのぶん受験倍率が下がります。加えて、出願資格を満たしている場合は、他科目を受ける必要が無くなる場合があるので一石二鳥です!
受験生にとっては、かなり魅力的なメリットではないでしょうか?
しかし、メリットの多い英検ですが、注意点が1つあります。
それは、「英検には受験で使える期限がある」ということです。
では、英検が使える期間について解説していきます。
英検自体は有効期限を定めていませんが、大学の方で独自に有効期限を定めている場合があります。
大学にもよりますが、英検が大学受験で使える期間は、約2年間です!
なので、高校1年生以下で英検を取得しても、大学入試では使えない場合がほとんどです。
大学入試で英検を使いたい場合は、高校1年生のうちに英語力を上げ、高校2年生か3年生で受験するのが良さそうです。
続いて、皆さんが気になるであろう、英検利用入試がある有名大学を一部紹介します。
〘 参考 〙
出願資格:大学が指定した英検の級の取得が、その大学や学部の出願資格となる。
試験免除:大学が指定した英検の級の取得で、入試の英語科目が免除される。
得点換算:入試で英語科目を受けなくても、英検の取得級やスコアが得点として換算される。
加点:入試で取った英語科目の得点に対して、英検の取得級やスコアに応じた得点がプラスされる。
☆青山学院大学
出願資格
☆関西大学
出願資格、試験免除、得点換算
☆同志社大学
出願資格
☆立教大学
出願資格、得点換算
☆法政大学
出願資格、得点換算、加点
☆明治大学
出願資格、得点換算、加点
☆中央大学
出願資格、得点換算、加点
☆千葉大学
加点
☆山口大学
加点
私立大学では、英検を入試に取り入れている大学が多いことが分かります。
私立受験を考えている人はぜひ詳しくチェックしてみてください!
では、大学受験では英検何級くらいを取得しておけばいいのか?
難易度から考えて、高校卒業程度のレベルの「英検2級」を取得していれば受験を有利に進められるかと思います!
しかし、大学によっては、準1級取得が出願条件となっている大学もあります。青山学院大学の国際政治経済学部や、上智大学の外国語学部英語学科などは英検準1取得が受験条件となっています。
大学によって英検の求める級やスコアが違います。自分が行きたい大学が求める、英検のレベルをチェックしておきましょう!
このように、英検は受験を有利に進められる鍵となります。英語力が重視されるようになり、今後も英検を受験に取り入れる大学が増えると予想しています。
ですので、積極的に英検を取得することをおすすめします!
また、志望校や志望学部によっては、英検の重要性が変わってくるので、そのことも念頭に置いておきましょう。
これを機会に、あなたの気になる大学では英検を使った入試制度があるかどうか、ぜひ調べてみてくださいね~!
今日のテーマはここまで。
最後まで読んでくれた方、ありがとうございます^^
では、また!